庭の管理のお仕事

先月末に、いつもご依頼いただく庭の管理に行ってきました。

そこの庭にはとても立派な椿があります。

 

真っ赤な椿と真っ白な椿が混ざって生け垣として植えられています。有名な黒澤明の映画の「椿三十郎」の有名な椿のシーンのような背丈の大きな椿です。映画の方の椿は2万個の造化が実際の樹に10日がかりでつけられたもののようです。

 

さすがに椿三十郎の映画ほどではないですが、かなりの大きさの立派な樹です。ご主人がおっしゃるには、かなり古いもので、ご主人が小さい頃にはすでに今と同じ姿かたちをしていたそうです。

 

そして、この家には他にも門扉と玄関の方からは見えない、庭に行く途中の通路ぎわにある姿かたちの良い椿がもう一本あります。

 

葉っぱがシュッと細長く、ヤブツバキのような葉の茂りもありません。

 

よく見ると少しだけ花が咲いています。どうやらこれはお茶やお華の世界で重宝されている侘助(ワビスケ)という品種のようです。

 

とても小ぶりな花で、しかも開き切らず、おちょこのような形で遠慮がちに咲いています。きっとこの味のある佇まいが多くの人に愛されているのでしょう。

 

昔はその見た目や花のサイズから、椿と茶(チャ・お茶の樹ですね)の配合品種とみなされていたそうですが、今では研究によってウラクツバキと、なにかしらのツバキの配合でできたという説が強いようです。

 

ご近所を探してみてはいかがでしょうか。